始まりは、利賀の村おこし。
「利賀そば なかじま屋」は創業20余年、そばの郷内で最も長い歴史を持つお店です。このお店を開く前は料理の勉強をしており、将来は自分の店を持つことが目標でした。
たまたま、30歳の時に利賀でそば屋を営む人を探していたので、一念発起して故郷に帰ってきたのが、なかじま屋の始まりですね。利賀はそば屋のオープンを機に村おこしを考えていたので、利賀にとっても自分にとっても冒険でしたね

今があるのは、利賀そばがあったから。
店への想いと、利賀そばへの想いは一緒。なかじま屋の原点は、利賀そばですから。そば作りは生涯続けていきたいので、”自分の一生=利賀そば”だなと思います。そのためにも、利賀で栽培されたそばを使い、自家製粉や手打ちを基本とした美味しい利賀そばを提供していくことを大切にしています。

一貫したスタイルで、そば料理も提供。
どんな偉い人が来ようが、どんなに忙しかろうが、自分のスタイルは変わりません。自分で粉を挽くのも当たり前だし、手打ちも当たり前だし、すべて手前で行っています。その際に使う石臼は、溝の削れ具合によって、出来上がりのきめ細かさが全然違ってきます。溝が浅くなると、粘り気がなくなるんですよ。なので、自分で溝を掘っています。そば打ちもそばの水加減も、毎日やっていればできますよ。逆に20年もやっていて、そういうことができない方が困りますからね。とれたてのそばの品質管理さえしっかり行えば、そんなに難しいところはないですね。
他店との違いは、そば料理として出しているところ。人気があるのは「そばっころ煮」や「そば茶プリン」ですね。夜は予約制のみですが、4,000円や5,000円でそば料理を楽しめます。

お客さんにとって楽なそば屋でありたい。
お客さんには美味しいそばを食べて満足して帰っていただきたいですね。
利賀で働いているおばちゃん方は、昔から利賀の人だから、私が作ったマニュアルのようなものを、うまくかみ砕いて接客してくれていますね。利賀弁で喋ったり、人懐っこい感じの接客が、このなかじま屋にはあってるんじゃないかな。利賀そばは、もともとご近所同士のそば会から始まっているので、敷居の高いお店は似合いません。気軽に立ち寄ってもらって、そばの魅力を楽しんでもらえればいいなと思っています。
