利賀そばのこと

賀そばは、冷たいそばではなく、温かくてぼそぼそと切れるそばが原点。ぼそぼそと切れるのは、つなぎが入っていないから。作るのは非常に難しいとされる、そば粉100%のそばなのです。

 

から利賀では、そんなそばを食べて暮らしてきました。そばなどの穀類は、そばがきやそば団子として日々の食を支える、人々の暮らしに欠かせないものだったのです。そして、仕事のなくなる冬には、各近所が集まって、お酒を飲みながら、とれたてのそばを食べるという習慣がありました。これを「そば会」といい、これが利賀そばの始まりです。その当時の各家庭の味は、技術の発達とともに進化していますが、利賀そばの基本はあくまでも「そば会」にあります。

 

近は公社などが、そばの実の収量を増やすために努めていますが、栽培面積はまだ広くありません。利賀そばは、希少なそばの実で作られるそばなのです。